床の断熱工事

また一か月がたち、ブログの当番が回ってきた工務の中山です。
もう少ししたら、毎週水曜日は農作業の為、ブログのネタにも困らないとは思いますが、先月に引き続くネタ切れの為、日常の業務の中から拾って参りました。

セイダイの建物の床部分の断熱はセルローズファイバーを使用しております。

いろんな文献を読むとセルローズと書いてあるものもあれば、セルロースと書いてあるものもあり、どちらが正解かわかりませんが。

で、本題です。

セイダイの床断熱の工事手順は、上棟が完了しましたら、床下の配管工事を真っ先に済ませ、土台の下に30Cm以下の間隔で断熱を受ける為の受け材を取付ます。

床下である為、シロアリの食害予防の為に土台と同じヒノキの部材を使用しています。

その後床下に断熱材がこぼれない様に、土台のひとマスごとに不織布を貼ります。

その次に土台の上にポリエチレンシートを貼り、断熱材が飛散しない様にタッカー留め(建築用のホッチキスみたいなものです)と、気密テープで隙間をふさいでいきます。

ここまでが地味な準備作業になります。

その後ひとマスごとにセルローズファイバーを吹き込んでいきます。

床断熱に使用しているセルローズファイバーは50Kg/㎥で厚さ10Cmです。

30坪の総二階建ての建物の場合ですと、重量で表すと約250Kg弱になると思います。

最後に吹き込んだ口を気密テープでふさぐと完成です。

現場監督である自分も、作業に立ち会ったり、立ち会えない場合でも工事後に現場確認と、施工業者から送られてくる施工写真を確認して、正確な工事が実施されている事を確認した上で、次の工程に進める様にしておりますので、皆様、安心してお住まい頂ける様務めております。

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