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新しい挑戦
工務の北森です。
今日は新しい試みとして採用した「アイランドベース」を紹介します。
簡単に言うと工場で生産された二次製品を使って作る基礎です。
大手ハウスメーカーでも似たような工法がありますがセイダイが採用したのは地盤保証会社のトップランナーのジャパンホームシールド社が開発したアイランドベースです。
一般的にはPC基礎(プレキャスト基礎)と呼ばれるもので従来、現場にてコンクリートを流し作っていた基礎を工場にて生産した物を現地に運び設置することで天候に左右されることもなく品質にばらつきが無いことが特徴です。約1か月かかっていた基礎工事が最短で10日ほどで完成します。
今回はこれから新築を建てられるお客様にご協力いただきモニターになっていただきました。
何せ見たことは何回かありましたが実際に施工現場に携わるのは初めてなので各工程ごとに興味津々で写真を撮りまくっています。
認定を受けた施工会社さんで工事開始です。最初に路盤を作りいわゆるベタ基礎の底盤になる部分の鉄筋を組み立てていきます。
次に工場より出荷された立ち上がりになる部分のPC基礎をレッカー車を使い設置していきます。
現地に着いたらすでに設置終わってました・・・
底盤の鉄筋と立ち上がりの鉄筋を結合して最後にコンクリートを流せば完成!なんです。今回はコンクリートを流す直前までになります。
通常基礎工事の場合、現場でのコンクリートは最低3回(底盤・立上り・玄関ポーチ等)打設を行いますがアイランドベースの場合うまくいけば1回で終わります。
年間3分の1が雨の北陸ではコンクリートの打設日の設定が難しい時期があります。毎日天気予報とにらめっこしながら工程を組みなおしたりしていますがアイランドベースならばその悩みもなくなりそうです。
工場生産による二次製品なので何回も言いますが天候・気温・施工業者のスキル等に左右されることなく一定の品質を保ち工期の短縮が図れます。
しかも構造計算されており耐震等級や長期優良などへの対応もスムーズです。(※上に建つ建物も当然構造計算が必要)
今後採用に当たり、すべてをアイランドベースにすることは難しいかもしれませんが、
・施工時期
・施工場所
・お客様の要望
等を考慮しながらこれからも品質向上に挑戦していきます。
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