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破壊力すごし
こんにちは、工務課弓口です。
先日、某企業の制振実験を見学に行ってきました。
今回ご紹介するのは一部になりますが、耐力面材を使用して、
耐震等級2の想定で、震度5~6相当の揺れで実験したものです。
30坪の家の6分の1スケールで計算されており、上部には約6トンのおもりが乗
せられています。
ホールダウン金物はもちろん、構造用金物もしっかりと取付られています。
いざ揺れ出すと、先日の地震を思い出すような感じのリズムでユッサユッサと
結構な音と共に揺れ始めました。
1回目が終了し、状況を確認すると、金物のゆるみが少し確認されたものの、見た目はさほど変化なしといった感じでした。
が!
金物を締まりをチェックして、
実験2回目(余震想定)!
今度はさっきまでと違い、構造体がまるで船の上にいるかのようなすごい揺れ
方をしているのにビックリでした。
試験後の状況がこちら。
床に面材の破片がいつも散乱しているのが伝わるでしょうか?
横から見るとこんな感じ。
面材が柱から浮いてしまっていて、釘も曲がっていたり折れていたり・・・。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、なかなかの壊れ具合。
1回は耐えれても、2回目以降は結構な被害が出るんだなぁと思いましたし、
構造を固くするだけでは限界があるのかな?というのと同時に、
制振ダンパーで揺れを抑える大切さも知ることができました。
最近、日本各所で地震のニュースも多く聞くようになってきましたし、
皆さんも 制振ダンパー付きのセイダイグループの家 を考えてみませんか?
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