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お仕事のお話
こんにちは工務の北森です。
ブログネタをいろいろ探しましたが見つからないので真面目にお仕事の話を書きます。
この仕事を始めて約18年ほど経ちまして住宅業界の酸いも甘いも経験させてもらいました。
20代・・・施主様は自分より確実に年上。大丈夫か。この若造に任せてもと思われる
30代・・・施主様はほぼ同年代。共感できる部分も多くなる。自分も住宅ローンレンジャーに入隊する。
40代・・・施主様はほぼ年下。間接的に自分も年を取ったのだと痛感する。
ところで家を建てるとは人生の中でも大きなイベントではないでしょうか。ほとんどの人が30年近くも長いローンを払う高額なお買い物です。自分も住宅ローンレンジャーですが35年のうちあと28年残っています。完済時は68歳です。不安がよぎります・・・
家を建てるきっかけは人それぞれだと思いますが、結婚した・子供が生まれる・親と同居になる等々、大きな節目の際に家を建てる人が多いのかと思います。
その家づくりを仕事にしている自分を振り返ると、なぜこの仕事を選んだのか?これ!という理由もあまりなかった気がします。絵をかいたり物作りが好きというだけで建築の学校に行き何となく将来を決めた気がします。
大学の同級生で将来は地図に残る仕事がしたいと大手ゼネコンに入社し高層ビルや架橋、新幹線工事に携わっている人もいます。
では住宅ってどうだろうと考えた時に地図には残らない(正確に言うと地図には記載されますが)かもしれないが家を建てようとする施主様の人生の節目に自分が携わっている!!
と思う様になってから更にこの仕事が好きになった気がします。
正直この仕事が自分に向いているかはわかりません・・・でも配置転換がないところを見ると多分向いているのかもしれません。(今更他の職種はできない自信アリ)
作り手と住まい手の想いが一致した、そんなお家をこれからも作り続けていきたいと思いました。
セイダイでは上棟の際に簡単ではありますが上棟式を行い、柱にお神酒をまいたり柱に寄せ書きなんかをしてもらっています。
先日上棟させていただいた施主様が書かれたメッセージを見て胸が熱くなりました。
写真が横向きなのはご愛敬で・・・
お施主様の家づくりに対する熱い想いを目の当たりにして、今自分はこの方の人生の節目に立ち会っていると実感したのです。
全ての家づくりにはその人その人のドラマがある。
と思った北森なのでした。
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